特集「ガリフナの世界」4本パック
中央アメリカのカリブ海沿岸に住むガリフナ人は、西アフリカ、カリブ海セント・ビンセント、中央アメリカなど多様な由来をもつ独特の文化を伝えている。1990年代初頭のフィールドワークで得られた貴重なガリフナ文化の映像記録をお届けする。 【監督・編集】冨田晃 【撮影】マリアーノ・ロドリゲス 冨田晃 ■『ドゥグ:ガリフナの祖霊信仰』 ガリフナにとって、死とはすべての終わりではなく、来世へのはじまりであり、祖先への深い敬虔の念をもって、死者の霊に捧げるさまざまな儀礼がおこなわれている。 発端は、災いがつづくことだった。ガルシア家の娘イサは、亡き祖母エバが夢に出て寝付けぬ日々をおくっていた。イサの母親フアナは数か月前から足のすねが腫れあがりときおり出血していた。そして、叔父が交通事故にあうのだった。 祭司はその原因が、亡き祖母エバの怒りであるという。そこで、エバの子や孫が集まって、祖先の霊をこの世に招き、もてなし、願いを聞き、送り返す儀礼ドゥグを4日間にわたりおこなうことにした。 (40分/1994・1996年撮影/2021年/Hi8→HD/カラー) ■『ガリフナの音楽と踊り』 ガリフナにとって音楽は,人生そのもの。日々の生活のなか,喜びや悲しみを歌と踊りに昇華させ,労働歌や子守歌を歌う。各種年中行事,先祖への祈りなどもそれぞれ独特な音楽と踊りとともにおこなう。それは響き渡る太鼓ともに果てしなく続く。 (28分/1991-1996年撮影/2021年/Hi8→HD/カラー) ■『ガリフナ太鼓 ガラオンをつくる』 ガリフナの魂、太鼓ガラオン。アボガドの老木を切り倒してとった丸太を、職人が水道管から自らつくったノミでくり抜く。川辺に蔦をとり、アライグマの皮から砂を使って毛を落とす。ロープを木片で巻きしめて皮を張り,皮の表面の針金で祖雑音を出す。 (6分/1993年撮影/2021年/Hi8→HD/カラー) ■『ガリフナの主食:キャッサバ・パンをつくる』 中央アメリカのカリブ海沿岸にすむガリフナ人の主食キャッサバ・パン(ガリフナ語:エレバ)。キャッサバ芋を摺り下ろし,毒分を取り出し,センベイ状に焼く調理法は,ガリフナの女性たちの間で伝えられ,南米アマゾン~オリノコ川流域の先住民の文化と共通する。 (5分/1993年撮影/2021年/Hi8→HD/カラー) 収録作品には撮影素材に由来するノイズが見られます。30年ほど前の貴重な映像記録のため何卒ご了承ください。
- Genres:
- Documentary
- Availability:
- Afghanistan +more